Vital Japan「グローバル・リーダーシップとコミュニケーション」

11月14日に開催された、Vital Japanの勉強会に参加しました。
簡単ですが、感想です。

Vital Japanは、内外の専門家が業界の垣根を越えてネットワークを作り、切磋琢磨していこうという趣旨で2002年に結成された非営利の団体です。

今回の勉強会のテーマは、「スキル向上!グローバル・リーダーシップとコミュニケーション」で、ビジネス・ブレークスルー大学院大学で講師をされているジンジャー・グリッグ先生の話をお聞きしました。話を聞くと言うよりも、ワークショップ中心で、口と耳を動かして参加するという雰囲気の方が強く、とても楽しかったです。

ワークショップでは、採用の面接時の会話、チーム・リーダーの問題(パワー・ハラスメント)を解決へ促す会話の2つのビデオを見て、それぞれ悪い点、よい点をテーブルで話し合いました。「傍目八目」と言いますか、他人の悪いところはすぐ気になるんですよね。ビデオを見ていて、すごく冷静に会話を眺めている自分を感じて、そう思いました。自分の演説をビデオにとって悪いところを直す政治家がいると言う話を聞いたことがありますが、普段のコミュニケーションでも、これは有効かもしれません。

後半テーマになった、問題を解決へ促す会話で気をつける点では、

  • 相手の視点が、自分の視点と同じと考えない。
  • 困難な時ほど、最終目標に立ち返ろう。
  • 中立で、前向きに、関心をもって、問題解決思考でいよう。
  • 個人を攻撃するような言葉は使わない。

といった指摘があり、ビジネスのみならず、友人やパートナーとの会話でも活かせるなぁと思いました。特に、「相手の視点が、自分の視点と同じと考えない」に関連したスライドで簡単なゲームをしたときには、思わず絶句してしまいました。

Vital Japanでは、また、ジンジャー先生の勉強会を企画予定とのことなので、とても楽しみです。
ジンジャー先生、Vital Japanのオーガナイザーの皆さん、ありがとうございました。